2011年12月14日

ダイアリーのファンの方から感激のお便りをいただきました。

ダイアリーのファンの方から感激のお便りをいただきました。ダイアリーのファンの方から感激のお便りをいただきました。
 毎年色を変えている色とりどりのダイアリーたち    他3社との連合ダイアリーとなっています

嬉しいお便りをいただいたので、ブログで紹介させていただきます。
鎌倉にお住まいの齋藤俊英さんという古希の方からですicon18

   早速、「2012 DIARY」をお送りいただきまして、ありがとうございます。
  ブログのコピーも拝読いたしました。1冊分の代金105円と送料80円を切手
  (190円)にてお送りいたします。

   小生の書棚には、表紙の色の違う1971年から2011年までのダイアリーが
  あります。それ以前のものは学生時代の日記や教科書などと一緒にしまい
  こんでありますが、静岡で過ごした高校生のころから、もう何年このダイアリー
  を使っていることになりましょうか。71年版には、浦松佐美太郎、外山滋比古、
  桑原武夫、丸山真男、城塚登、堀秀彦、梅棹忠夫、ドナルド・キーン、等々
  懐かしい人たちの文がありますが、今思いますと、これらの文をきっかけに
  読んだ本が多数あったように思います。

   大学生の頃は、年末に帰省すると七間町のお店へ出掛け、このダイアリーを
  手に入れていました。その後、静岡に住む兄に送ってもらう時期が長らく続き
  ましたが、今は、直接お電話してお送りいただくようになりました。郷里を出て
  半世紀余りになりますが、静岡の友人たちと共に静岡とつながる大事なものの
  一つになっています。


50年以上も、吉見書店のダイアリーを使ってくださっている齋藤さん。弊社
にも齋藤さんほどには保存しておりませんので、大変貴重ですし、ありがたい
ことです。とても感激しましたし、今までお送りしていた住所の漢字の訂正の
ご指摘もいただいたため、お電話をおかけしましたemoji24

すると素敵なよく通る若々しいお声のご本人様が電話をとってくださり、またまた
感激しました。同じく鎌倉に住む、静岡出身の作家・三木卓さんとは同じ静高出身
でもあり、交友があるそうです。三木卓さんも先日、静岡新聞に毎月連載している
「鎌倉だより 11月」に「お世話になった書店の若主人」というタイトルで静岡の
書店についてのエッセイを書いてくださったばかりですface01

三木卓さんのお兄様が、夜間高校へ通いながら吉見書店につとめていらした、
とのこと。管理人は初めて知り、驚きました。「立派な見識のある書店だったが、
働きものではない兄には、きびしかったらしい。しかし、がんばったので御褒美に
腕時計をもらった。もちろんそんなに高価なものではなかったろうが、当人は誇ら
しげに、弟は、うらやましげに見つめていた」
と書いてくださいましたface01

お便りをくださった齋藤さんの70年の人生の中で、吉見書店のダイアリーがずっと
共にあったことを思うと、何ともいえない感激を覚え、涙がこみ上げるほど嬉しくて
なりません。齋藤さんとのお話で、「昔より厚くなったのでは?紙質が変わったの
でしょうか?昔はインクがにじんだりしましたよ」「表紙のYoshimi のタイトル文字
は変わりませんが、以前は表紙に電話番号があったんですよ」「2012と西暦が
入っていて、元号がないのが一つ注文したいところですが、ここまできたら入れなく
ていいですね」と、こちらでも気付かなかったことを色々と教えていただきもしました。
そして「ずっとこのダイアリーを続けてください」とおっしゃってくださいましたicon11

創業者の吉見義次は出版業に思いがあり、その後3代目までは力を入れていましたが、
現在はこのダイアリーが唯一の出版物となってしまいました。齋藤さんとお話し、
ダイアリーを通して、知らないところで素敵な人とつながりを持てることに感謝し、
これからもずっとこのダイアリーの出版を大切にしていきたいと強く思いました。
齋藤さん、本当にありがとうございますicon12毎年心をこめて作っていきますので、
これからもよろしくお願いいたしますemoji52



Posted by ㈱吉見書店 at 15:43│Comments(0)お客様より
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
ダイアリーのファンの方から感激のお便りをいただきました。
    コメント(0)